ニュースリリース
2025.01.31
ニュース【解説】水道事業のお金の流れについて(水道事業会計の仕組み・福知山市の水道事業収支)
水道事業は一般的に、水道利用者が支払う水道料金によって必要な費用をまかなうことを原則とした独立採算で営まれています。
今回は水道事業会計の仕組みについて解説し、福知山市の水道事業収支について紹介します。
1. 水道事業会計の仕組み
水道事業会計は下図のように、収益的収支と資本的収支で説明できます。
日々の事業を運営するためのお金の動きを収益的収支といい、水道利用者が支払う水道料金などからまかなわれています。
新たな水道施設の工事や老朽化した施設の更新のためのお金の動きを資本的収支といい、収益的収支で生じた利益を積み立てた留保資金などからまかなわれています。

2. 福知山市の水道事業収支(令和5年度決算)
福知山市の令和5年度の水道事業収支は下記の通りです。福知山市においても利用者が支払う水道料金により水道事業が営まれております。
しかし、人口減少や節水気運の高まりによる水道料金収入の減少が見込まれる中、近年の物価高騰に伴って老朽化施設の更新や維持管理にかかる費用が増加傾向であるなど、水道事業を取り巻く環境は厳しい状況です。 詳細は福知山市水道事業経営戦略に示されていますのでご確認ください。
福知山市上下水道事業経営戦略 – 福知山市オフィシャルホームページ
