ニュースリリース

１．福知山市における施設更新の方針

令和5年度に定められた「福知山市水道事業経営戦略」では、令和14年度までの主な建設改良事業として、下記を推進することとしています。

〇基幹管路（※）の耐震化
〇水道施設監視装置の強化
〇老朽管路や施設の更新
※基幹管路：管路の中でも特に重要性が高いとされる管路のことで、導水管、送水管および配水本管の総称。

これらの方針に基づいて、更新する順番を決めています。
（詳しい内容については福知山市の公表資料をご覧ください。）
福知山市水道事業経営戦略：https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/uploaded/attachment/39686.pdf
福知山市水道事業ビジョン：https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/uploaded/attachment/16779.pdf

２．ウォーターサービスきほくによる取り組み

ウォーターサービスきほくでは、上記のうち「老朽管や施設の更新」について、漏水や施設のトラブルを未然に防ぐことを目的に、予防保全業務として取り組んでいます。

（令和6年度の取り組み）
漏水防止のため、約1,800ｍの水道管を更新しました。
施設のトラブル防止のため、水質計器と送水ポンプの更新をしました。
以下は、漏水防止のための水道管更新の様子です。

写真の箇所は、過去20年間で6回の修繕を行うなど、漏水が多発していることを理由に更新箇所として選定しました。
このように、当社は福知山市から修繕等の維持管理業務の委託を受け、「漏水が多発する箇所」などのデータや業務経験などを生かし、より効果的な水道施設の更新ができるよう努めています。
これからも、当社は福知山市と連携し、安心・安全な水道インフラを守るために更新業務等を進めてまいります。