ニュースリリース

2026.02.25

ニュース

安全な水道水を作るための浄水処理


1.浄水場(浄水処理)の種類

 皆さんが普段使用している水道水を作る浄水場は、浄水処理の方法ごとに大きく4つ(消毒のみ、緩速ろ過、急速ろ過、膜ろ過)の種類に分けられ、うち3種類の浄水場が福知山市に合計25か所あります。
 最も古くからある浄水方法は「緩速ろ過」で、明治時代にイギリスから技術が伝わりました。その後、浄水場の面積をより小さくしたり、原水が濁っていても浄水処理が可能な「急速ろ過」や「膜ろ過」という新たな技術が生み出されました。
 次の表は各浄水処理の特徴を比較したものです。
 

 ※急速ろ過方式のろ過池の維持管理については、2025年9月の記事「浄水施設の維持管理(砂ろ過~急速ろ過方式~) |  ウォーターサービスきほく」(https://www.ws-kihoku.co.jp/news/489/)で紹介しています。

 ※いずれの処理方法でも、ろ過後の水は塩素による消毒を行っています。


2.新しい浄水処理方法「膜ろ過」とは?

 「膜ろ過」とは、微細な穴が空いた「膜」に圧力をかけて水を通す浄水処理の方法です。膜に空いた穴は0,1μm(マイクロメートル)程度と非常に小さく、細かな粘土や細菌、クリプトスポリジウム等の原虫類を物理的に除去することができます。
 福知山市では、日本で膜ろ過が非常に珍しかった1998年に菟原浄水場で初めて導入され、現在は5か所で膜ろ過による浄水処理が行われています。福知山市の膜ろ過設備は、セラミック膜を使用しており、高強度で長寿命の設備となっています。


3.終わりに

 以上のように、浄水処理には主に4つの方法がありますが、福知山市では最も新しい膜ろ過を早期に導入し、効率的かつ安定的に水道水を供給できる体制を整えてきました。今後も、水道水の需要の変動に応じた施設の適正な維持管理に努め、持続可能で安心・安全な水道水を供給していきます。

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